Vol.67 2008/09/26
伊勢エビ入荷しました
遅くなりましたが、9/22に伊勢エビを買い付けいたしました！
結局小ぶりのものが多く、干物用の大きさが揃わないため口開けから２日ほどかかりました。写真の伊勢海老干物は、「中サイズ」の大きさになります。
伊勢海老干物は身を頭の味噌につけて食べるため、ある程度大きい方が食べごたえがあり、個体差もありますが味噌にボリュームもあります。
初めて召し上がる場合にはこのくらいの大きさの方が焼きやすく時間もかからない為おすすめです。
それでは初モノなので早速、1本試食してみたいと思います！
試食のときはいつもガス火で焼くのですが、ちょうど囲炉裏の炭が残っていたので今回は炭で焼いてみました。
背中、側面、お腹と順番に焼いて伊勢エビを全体くまなく焼き上げます。炭火ですと焼き上がりまでおよそ30分ほどで焼き上がりますが、ガス火ですと40分くらいです。
焼き始めて甲羅が赤く色随てくると、頭と尻尾の付け根から水分がポタポタと落ちてきます。落ちていた汁が止まり手に持つと焼き始めより軽くなっていたら焼き上がりの合図。
焼き上がったら腹のほうは初めから縦に包丁が入っているので、包丁の入っていない頭の部分を縦に切って両手で開いて出来上がりです。（最後に尻尾の先を包丁で少し切ってあげるときれいにひらけます。）
伊勢エビを開くと頭の味噌からいい香りがただよってきました！
まずは味噌だけ箸でつまんで味わいます。干物にすることで余分な水分が飛び、コクと香りが増して旬のエビ味噌ならではの味わいです。さらに尻尾の身をほぐして豪快に味噌をたっぷりと付けて食べると、先ほどの味噌とぷりぷりの身が合わさり濃厚なあじわいになります。写真を見てたら思い出してまた食べたくなってしまいました（笑）
今回出来上がりの干物は店舗で販売したため、ホームページでの販売は27日ごろを予定しております。長いことお待たせして大変申し訳ございません。たくさんのご注文おまちしております！
Text: ユウイチ