ぬか / 特製ぬか漬けの干物づくり

伝来の仕込み方

その昔、伊豆地方の山間部では、貴重な保存食として食していたヌカ漬けの干物。それは、一年間持たせる為に驚く程しょっぱく仕上げていたそうです。
今ではそんな保存食のような塩加減にする事はありませんが、その仕込み方の基本部分は重要です。
「ヌカ漬け」と言ってもそのまま魚をヌカにまぶすのではなく、一度魚に塩を振り味を馴染ませます。素材の身全体にいきわたるよう塩をまぶし、そのまま一晩漬けて程よく馴染ませます。ここで素材の水分が程よく抜け、適度な塩分が入ることにより「ヌカ」とよく調和する状態に素材を仕上げます。
当店ではこの古くからの仕込み方を守り、まがい物ではないほんものの「ヌカ漬けの干物づくり」を行っています。

熟成の味わい

仕込みが完了し、ヌカに漬ける準備が整うと今度は2〜3週間程かけてヌカ漬けにします。美味しいヌカ漬け干物にするためには、ヌカの旨みと香ばしさを魚全体に行き渡らせるのですがここで、良質な米ぬかに漬けることが絶対条件となります。並の米ぬかでは干物のクオリティも低くなってしまうからです。
また、当店では塩気を控えて低温状態で長時間ヌカに漬ける製法にこだわっていますので、漬け込んでから製品に仕上がるまでは本当に時間がかかります。しかし、じっくりと時間をかけて熟成させた味わいは、他の干物とは違うまろやかな味と、その香ばしさが絶品です。
当店のぬか漬け干物をまだご賞味いただいていない方、是非お試し下さい!

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ヌカさんま ヌカいわし
熟成されしっとりとしてコクがある。米ぬかに漬け込んで数週間、旨みと香ばしさがをひきだしました。 ヌカといわしは好相性。手間暇かけて、発酵、熟成させた真イワシの味は格別です。

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